介護職をしながら子育てをするためには、職場選びが大切です。介護職の就職先には、要介護者の自宅に出向き介護する訪問介護から、老人ホームなどの入居介護施設など様々ですから、それぞれの特徴を知った上で判断しましょう。
子育てをしながら介護職をするときには、夜勤がないデイサービスなど通院タイプの施設を職場にすると、子育てがしやすくなります。また、通院タイプの介護施設は、介護度が低い利用者が多いため、介護者にとっては肉体的な負担が減り、子育てしながらでも続けやすいのです。ですが、なかには宿泊できるデイサービスもあり、この場合は夜勤のシフトが入る可能性もあるので、事前に確認しておくことが大切です。
他にも育児と両立しやすい職場選びのコツはたくさんあるため、それらも参考にしながら後悔のない職場を選びましょう。

介護職をしながら子育てをするためには、家族の理解も必要です。肉体的にも精神的にも辛い介護職では、どうしても疲労が蓄積してしまい、家事や育児が疎かになってしまいます。
そのためパートナーや家族に家事や育児を手伝ってもらいましょう。何も一人ですべて行う必要はないのです。周りに助けを求めることで、かなり負担を減らすことができます。
また、職場に対しても、育児中であることを伝えることにより、仕事の量を減らしてもらえたり、勤務時間を調整してもらえるので、まずは相談してみることが必要です。
介護職と育児を両立させることは難しいと考える人も多いかもしれません。ですが、職場の環境や家族からのサポートを得ることができれば、介護職をしながら子育てを楽しむこともできるのです。